【うつコラム vol.01】鬱病や統合失調症でも働く人が10年前に比べ8倍に


鬱病や統合失調症など精神障害を抱えて働く人
10年前と比べて8倍以上に急増しているそうです。

背景には景気の悪化や海外企業との競争に対抗する為に
勤務超過が常習的になって来たり、離職率が高い飲食関係では
名ばかり管理職などで、最近もブラック企業に関するニュースが話題ですよね。

もちろん、うつ病になるのは一概に「〜したから」と言い切れるものではありません。

ですが、やはり10年と比べて8年に増えるというのは、
もともと一定数のうつ病患者がいて、当時はまだうつ病が浸透していなくて、
怠けている」だったり、「仮病」と診断されていた、
というよりかは、現代病と考えた方がしっくり来るかもしれません。

よく、「新型うつ」と呼ばれるように、
勤務中だけうつになるような人が、1年以内に辞めてしまう人が半数余りで、
このうつ病治療・克服体験談でもやはり入社1〜2年目に職場環境によって
うつ病を発症する人が多いです。

しかし、それだけうつ病患者数が増えたということは、
みんな仕事を辞めてしまっているのでしょうか?

いくら治療の為とは言え、生活もありますし、
そんなに簡単には辞められませんよね。

そこで、ついに精神障害者を定着させるために、
企業には態勢を整えて受け入れる「雇う力」が求められるようになってきたそうです。

今後も鬱病や統合失調症など精神障害を抱えて働くの数が増えない保証はないので、
法改正で2018年度から雇用が義務付けられ、NPOなどの支援機関や企業も
次の一手を考える必要が出て来そうです。

そんな影響か、2014年8月現在、「うつ病 仕事」でGoogle検索すると、
DODAのような転職支援サイトが、うつ病であっても積極的に採用する旨の広告を出していたり、
その他の企業でうつ病患者に対する求人広告なども、数多く出稿されています。

どういう事かというと、うつ病になった経緯や理由などをヒアリングし、
転職先では(必ずしもという訳ではないでしょうか)部署なども考慮し、残業を少なくしてもらったり、
一定期間は勤務時間を短縮してもらえる、というような内容だそうです。

広告を出すということは、それだけニーズがあることの裏返しですので、
今後もうつ病患者より良い職場環境に転職し、治療に専念しながら
安心して仕事も続けられる世の中になっていって欲しいものです。


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