【うつ日記vol.9】本当は五月病じゃない?「抑うつ状態」から「うつ病」へと発展してしまう原因


みなさんからのうつ病体験談を見ていると、
若い世代、主に社会人になったばかりで、
慣れない環境への適応や仕事の激務、上司からの叱責など
様々な原因はあるにせよ、うつ病になる方が多いように思ってました。

ですが、よくよく考えてみると、
大学生活ではうつ病の兆候、つまりサインのような
ものは無かったのか?とも考えてみるようになりました。

うつ病と診断される前の状態である「抑うつ状態」の事を指しますが、
主な症状としては、「無気力(注意の低下)」だったり、
「食欲低下」、「倦怠感」などがあります。

日本の大学生は世界から見ると、休みも多く
単位を取るのも比較的簡単です。

特に朝一限目からの授業などは友達に出席を取っておいてもらい、
自分は布団の中… だったり、大学に来ても寝たばっかりで、
元気なのはサークルや部活、そして夜に遊ぶ時だけ、
そのような生活をしていくと、生活サイクルが乱れ、
気付かない内に、「抑うつ状態」に近づきます。

そんな状態の中、就職活動でなかなか決まらない中での
ストレスや、入社後の上司からの(久しぶりに誰かから)叱責を受けたり、
否応なしに朝型の生活環境に変更となると、急激な生活環境の変化やストレスに
身体がついていけず、「抑うつ状態」から「うつ病」へと発展してしまうのかもしれません。

そうした時期が大抵五月くらいに体調の変化として表れ始めるので、
世間一般的には「五月病」として片付けられて来ましたが、
果たして、それは本当に「五月病」なのか、それとも「抑うつ状態」や「うつ病」なのか
慎重に見極めた方がいいかもしれません。


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