うつ病を発症したら、家族の愛情ある協力が一番大切


いつも強気で感受性の強い母。
昔から劇場型で、それは性格だと思っていました。
50代で父が突然亡くなり、母は大変落ち込みましたが日が経つ毎に元気になった為家族は安心していました。
しかし、母の様子がおかしいと気がついた時はもう随分と時間が経ってしまっていました。
仮面うつ病。

人前では元気に振舞うのですが、じつはうつを発症していたのです。
結婚して家を出た姉と、仕事で一人暮らしをしていた私。
離れて暮らしていると、ずっと様子をみている訳ではないので、気がつかなかったのです。
しかし、異常なハイテンション。
嘘や誇大な話。
急に号泣する。

元々の性格にしては異様すぎる行動に、さすがに家族も気がつき見守りが始まりました。
どの時点で発症したのかは、今となってはわかりませんが、明らかに昔と違うのはふとした時の顔つき。
目がうつろで、顔つきが全然違うのです。

それは、調子が悪い時、調子がいい時の見分けにもなります。
そうやってもう10数年経ちますが、未だに良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
家族が離れて暮らし、父が亡くなって一人になった寂しさと、生活面(金銭)での不安から発症した為、今でも週に1度、都合があったとしても2週間に1度は顔を見せ、話しを聞いたり話したり。

「いつも家族は見方だから、大丈夫だから、安心して。」
「お母さんが居ないと私達は寂しいからがんばってね。」
「おばあちゃんが大好きだよ。」

家族の愛情ある協力が一番大切だと思います。

そして、うつを発症した家族を邪険にしたり、逆に腫れ物を扱うようにしすぎたりしない心使いが必要です。
病気が治るのか、いつまでかかるのか。
先は全く見えませんが、長い付き合いだと思って、見守り支え続けてください。
それが家族だと思います。


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