自分に合った病院や薬に出会うためのセカンドオピニオンもとても大切

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私は、もともとネガティブな性格、ネガティブな思考の持ち主だったんですけれど、信じていた彼にあっさりと「他に好きな子ができたから」と言われたことがきっかけで、あっという間にメンタルのバランスを崩しました。

仕事にも行けなくなり、ひきこもりがちになり、自分を否定してしまうようになり、もはや生きていても仕方がない、自分には価値がないという考え方から離れられなくなりました。

死にたくなりました。
毎日泣いて、落ち込んで、死ぬことばかり考えて暮らしていました。

でも、実家暮らしをしていたのが私にとっては運命の分かれ道でした。
母がいち早く私の異変に気が付き、私をメンタルクリニックへ連れて行ってくれたのです。
私は、症状が重く、入院を勧められました。

母は、まさか私がこんな心の病に侵されるとは思っていなかったようで、どう接して良いかがわからなかったようで、入院させると言われました。
初めての入院がメンタルの病になるなんて考えてもみませんでした。

でも、個室を与えられ、毎日先生と面談をして、自分を客観的に考えたり、先生の話を聞いたり、そして、薬をいろいろ試してみることになりました。

その人によって効く薬と効かない薬があるのです。
2か月の入院と、半年ごとに違う薬をためし、2年通院して、本当に症状は落ち着きました。
母もずっと一緒にカウンセリングを受けてくれたのが、助けになりました。

病気に対する理解と知識が深まったからです。
今も薬は服用していますが、症状は安定していて、自己分析や自己管理もできるようになって良かったです。

うつ病も立派な病気です。
早期発見、早期治療、そして自分に合った病院や薬に出会うためのセカンドオピニオンもとても大切だと思いました。