私の双極性障害はうつ状態と躁(気分が上がる)状態


先天性の双極障害ですが、13年前に発症して現在Dr.STOPがかかって働けない状態です。
なので、家族に迷惑をかけっぱなしで私が振り回しているのではないか、と苦悩する毎日です。

精神疾患について、かなり浸透してきたとは言えまだ日本はその認知度が低いです。
一般的にうつ病といえば、気分が落ちてやる気がしない・不眠・不安といった症状が主ですが、それは抑うつといい、他にも様々な疾患があります。

私の双極性障害はうつ状態と躁(気分が上がる)状態という症状になります。
双極性障害の中に不眠や不安または落ち込み、パニックなどが入ったりします。
もちろん症状は人それぞれですので双極性障害だからと言って何でも症状を抱えているわけではありません。

私は気分の上がり下がりが酷い急速交代型なので、落ちたり上がったりの落差が激しく、家族には迷惑をかけっぱなしです。
自分は本当に病気なのか、甘えているのではないか、そう思う時があります。

私はまだ寛解していませんが、克服法として見出したのはリズム正しく生活をすること(朝起きてご飯を食べるだけでもOK)です。
そうするとうつと躁の間の状態になり割と安定します。

ですが、どうしても一日の中で波があって精神的にまいってしまいます。

家族もそんな私にどう対応したらいいかわからず困っていると思います。
そんな時、私は『どうしてもキツくなったら言うから』と、放っておいてほしい時はいいます。
すべての家族に適用されるとは思いませんが、私の家族は放っておいてほしいのに構ってくるので一時期とてもイライラして死にたくなったことがありました。
なので、放っておいてほしい場合はそっとしておくのが一番だと思います。
たまに様子を見て、特に何も言わず立ち去ったり、一緒にご飯を食べないようでしたら、部屋の前に置いておくのも一つの手だと思います。

自己対応も必要ですが、どうしてもわからないときはかかりつけのお医者さんに相談しましょう。
互いにとっての最善策を提案してくれるかもしれません。

病気については家族自体も知識としてでいいので理解してくれるとだいぶ違ってくると思います。
うつ病を患っているご本人が服用している薬の種類・効能なども勉強しておくといいでしょうね。

とにかく、気分が落ち着いてるときはむやみに、元気になったね、とか今日はどうしたの?とか言わず普段通り接してあげてください。
私は色々言われると、せっかく気分が上がってても嫌な感じになります。

双極性障害は正確には脳障害で身体的な問題なので、何かを言われたからすぐ気分が落ちるわけではありませんが、うつ状態に陥ったときに思い出して精神的に辛くなってきます。

転んだ痛みは転んだ人にしかわからないので理解するのは難しいですが、理解しようという気持ちが大事です。
できるだけご本人の話など真剣に耳を傾け、そっとしておいて欲しい時はそっとしておいた方が家族も付き合っていきやすいと思います。


Warning: Use of undefined constant rand - assumed 'rand' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/wysiwyg-d/www/utsu/wp/wp-content/themes/ribbon/single.php on line 107

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)