私はうつ病になる前、人との関わり方は「浅く、広く」というタイプでした


私は約10年前、うつ病になりました。

私がうつ病になったことを知った人たちは私から距離を置いたり、
接し方が腫れ物に触るかのような対応をされる等、
気分がいいものではありませんでした。

そんな中、うつ病だと知っても
病気になる前から変わらず接してくれる人たちがいましたが、
当時の私は人間不信にも陥っていたため、
いつか離れていくのではないかと疑っていました。

私はうつ病になる前、人との関わり方は「浅く、広く」というタイプでした。

そのため、顔を知っていて話はするけど、
人に対して深く関わることはないため、何か企画(飲み会等)をする時は
上手くいかないことが多かったです。

もともと、人との関わり方が上手くなかった、
分からなかったということも一因だと思います。

そのような背景もあり、私が病気になると
離れていった人の方が多かったのではないかと今では思っています。

特に学生時代は卒業と同時に疎遠になる人が多かったです。

ある時、私の症状があまりにもひどくなっていた頃に
心配した友人たちが大阪から九州まで車で駆けつけてくれました。

何をするわけでもなく、ただ、普通にショッピングをしたり、
一緒にホテルへ宿泊したりで一泊二日のバタバタしたプチ旅行でしたが楽しかったです。

その旅行中に友人たちから
「他の友人たちも心配している。あんまり会ったりしない人でもすごく気にかけていた」
という言葉を聞いて、今までの人との関わり方を反省しました。

同時に私は一人ではないとも実感することができました。

その後、時間はかかったけど、
心配してくれた友人たちと一緒に旅行を楽しむまでに回復することができました。

私の元気な顔を見て皆、安心した顔を見せてくれたし、
今まで通り変わらず接してもらえました。

うつ病になってかなり落ち込みましたが、
その分、人を大切にすることを学ぶことができました。

今は「浅く、広く」という付き合い方から
「深く、狭く」という付き合い方に変えています。


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