気分変調性障害の上に大うつ病が乗っている「二重うつ病」に苦しんできました
私はおそらく中~高校生の時に気分変調性障害を発症し、
その後、就職・転職・引っ越しなどの大きなイベントがあるごとに
大うつ病を発症する、という繰り返しでした。
その後、気分変調性障害の上に大うつ病が乗っている「二重うつ病」に苦しんできました。
幸い、今年になって信頼できる医師に出会い、症状は落ち着いてきております。
少なくとも、上に載っているうつ病は極めて軽くなり、
現在は投薬も中止しています。
うつ病の期間はとてもつらかったですが、ひとつ、よかったと感じることは
「自分の限界を知ることができた」ということです。
はじめの頃は「私が悪い」「私さえいなければ・・・」
「もっとがんばらなくては・・・」という思考回路にとらわれていましたが、
うつ病の発生回数が増えるごとに「これは私が悪いのか?」
「私だけの責任なのか?」「私は十分がんばっているのでは?」と、
どこか冷静に考えることができるようになった気がします。
(それでも、通常時の思考回路とは違っていたのですが)
それを繰り返すうちに「これ以上がんばったら、私は壊れてしまう」
という線引きをするようになりました。
無理やりにでも。
周りの人に「甘い」「もっとがんばれ」と言われても、
「いやこれ以上は無理だ」と自分で判断を下せるようになりました。
そして、半ばずる休みに近い形で仕事を休んだり、
いよいよ無理だと思ったら退職したり、という「引く」方法を覚えました。
そうすることで、それ以上の悪化は防ぐことができるようになりましたし、
大うつ病から浮上するまでの期間もだんだん短くなっていきました。
本当は、大うつ病を発症する前に「引く」ことができたらいちばんいいのでしょうが、
まだその域には達していません。
でも、浮上できないほどの暗黒に呑まれなくなっただけ、
ずいぶん成長したのではないかなあと思っています。
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