【うつ日記 vol.3】転院&新しい治療法(認知療法)


この夏休み、短期間ですが妻の希望によりストレスケア病棟に入院し、
無事退院し通院となりましたが、家から遠いので院長さんの知り合いの
病院に新しく通院することとなりました。

入院前に比べ、双極性障害の症状自体は落ち着いてきましたが、
妻曰く、自分より症状の重い人達などを見て、自分自身を客観的に見れるようになり、
自分に合う薬が見つかったのが大きかったとの事です。

退院するにあたって、一番の決めて手は妻が子供達に会えない寂しさが大きく、
これは入院前にそうなるだろうと懸念はしておりましたが、
いくら自由に外泊許可をもらえると言っても、あまり一人暮らしをした事がない
妻にとっては辛かったようです。

ストレスケアでの治療については、主に軽いエクササイズ
塗り絵や手遊びというか、条件反射というか、脳トレっぽいものを
中心に行っていたようです。

そして、退院し通院しながら「認知療法」を始めました。
「認知療法」自体は、入院前に専門書を購入し一度勧めてみた事があるのですが、
その時は1人で行うものだと思っていたのですが、はじめは1人で行うには難しいらしく、
また内容もやはり書籍の内容とは異なる部分もありました。

基本的な内容、つまり何か不安に感じた時のことを思い出し、
メモなどを取って行くのですが、普通の場合その時の考え方に対し、
別の考え方はなかっただろうか、などをうつ病患者自身が思いつくには
ハードルが高く、やはり医師のように第三者が進言してくれたりした方が
すんなりと受け入れ易いようです。

医師との信頼関係がある事が前提です

そして、今回新たに通院する事になった病院の先生は、
今まで一番相性が良い医師だったらしく、女性ですが、妻曰く性格が私に似ている
(サバサバ、少々口が悪い時もある…)らしく、最初は毎週診察を受けることを
求められましたが、信頼関係が築けたのか、苦になっていないようです。

その先生に色々問診されたりしているのですが、
中でも周りの世間一般的な母親像(働いて子育てもバッチリ)に対し、
それができない自分に対して、自己嫌悪に陥っている妻に対して、
「あなたの幸せって何ですか?」「家事や料理、子育てをバッチリする=良い母親ではない」と
諭してくれたようです。

同じようなことを私も常日頃言っているのですが、やはり信頼関係があると
こうも違うものかと…

それと、認知療法の内容についても前述のような方法も行ってはいるのですが、
他にも、何か不安になった時、「自分の支えになるモノや事」「将来に希望が持てるモノや事」を
常日頃携帯し、不安を感じた時にそれらを見て、不安を払拭する、といった方法を現在行っているようです。

妻の場合は携帯のメモ帳に箇条書きにしているらしいのですが、
見る事は許されず、もし見たら激怒するらしいので、そっとしておこうと思います。

まだ断定はできませんが、最近は今までだったら落ち込むような事や言動を投げかけられても
大丈夫なので、「少し変わって来たね」と聞いたところ、「何が?」と返され、
効果が出始めているのかもしれません。


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Comments

  1. By diet55

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