これからへの期待ではなく、出来たことへの感謝に変えた

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私の２０代の娘で実際に効果があったものです。（私は５０代主婦です）

私の娘は鬱で１年ほど部屋に閉じこもる生活を続けていました。
ですが、たまに調子のいい時もあるのか、
私が仕事から帰ると夜ごはんを作ってくれている時がたまにありました。
私は嬉しくて「また明日もお願いね！」といった態度で、
娘が良くなってきたのだと思い明日も明後日もと期待してしまったんです。

ですが次の日は夜ごはんは作られてはいませんでした。
そこで私は「今日はないの？」と言ってしまったのです。これが間違いでした。
娘はまた寝込むようになり、以前にもまして起きている時間が少なくなってしまったのです。

娘は完ぺき主義でやらなきゃいけない事があると完ぺきにこなしたがり、
やらなきゃいけない事が自分の意思に反して出来ないということに強いストレスを感じる、と
お医者さんに聞きました。

娘は私に晩御飯を作ることを「期待」され、それを「完璧にこなそう」と思ったが、体調が良くなく「できなかった」。
その事に強いストレスを感じてしまった、というわけです。

そこで私は考えを変えました。
娘が何かをしてくれた時は「良くなって嬉しい！今日出来たんだからこれからはもう大丈夫ね！」ではなく、
「こんな事をしてくれたんだね、ありがとう！」という、これからへの期待ではなく出来たことへの感謝に変えたのです。

やらなくちゃいけない事にストレスを感じるのではなく、やったことへの感謝に喜びを感じてくれたのか
娘は色々な家事をやってくれるようになりました。
以前の寝たきりのような生活とは大違いです。