うつ病と診断されましたが実はパニック障害でした

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私は脳の病気が発覚し、
長年勤めていた会社を泣く泣く退職しました。

43歳の時でした。

責任のある仕事でしたし高校を卒業してからもずっと働いてきました。
ようやく役職もつき部下も持つようになりやりがいがあり毎日楽しく働いていたのです。

しかしある日脳出血を起こしてしまい長期入院したため退職を余儀なくされました。
退院後も何もする気力もなく家でぼーっとしている毎日でした。

何もないのに涙がでたり気分にムラがでてきたので
家族のすすめである精神科の病院に行きました。

診断はうつ病でした。
精神安定剤を処方してもらいましたが
自分がうつ病なんてショックでますます悪化していきました。

しかし今度は外出すると動悸やめまいがおきるようになりました。

車の運転中に気分が悪くなったり、
人ごみの中でパニックになったりするようになっていったのです。

医師に聞いてもうつ病の症状と言われてあまり処置してくれませんでした。

そこで今度は新しくできた精神科に変えたのです。
そこで診断されたのはパニック障害でした。

急に不安になってしまい、自分がこのまま死ぬのではないか
と思うくらいの恐怖心がやってくるのです。

不眠症も併発していました。今度は違う精神安定剤を処方してもらい
睡眠薬ももらいました。

おかげで今は症状は安定しています。
脳の病気で倒れたショックがトラウマになりパニック障害を引き起こしたそうです。

これからはきちんと薬を飲んで外出も控えたいですね。
一人では外出できなくなりました。