05 9月 2014
「必要のない罪悪感を感じる必要はない」
私は20歳の時にうつ病と診断されました。
仕事もしていましたが精神的にも体力的にも一般の人のようには働けないので
アルバイトという形で働いていました。
それでも、不眠も患っていたため体調が悪い時は
急遽お休みなどを貰うなど仕事場の人には大変迷惑をかけていたと思います。
本当はその仕事も辞めて療養に専念したいと思っていましたが、
家族や友人など相談できる人もおらず
病院に通うためのお金などのために稼がねばと思っていました。
しかし、ある日無理をしたせいでとうとう仕事への支障も出始めてしまい
体もおかしくしてしまい家族に自分がうつと不眠であることがばれてしまいました。
何も出来ない病気の私は無力過ぎて自分を大変責めました。
体と心は苦しいのに何も行動出来ない・・・。
その頃、少しでも病気を軽くしたいと見ていた
医療系の海外ドラマのDr.HOUSE/ドクター・ハウスの主人公の医師が放った言葉に私は助けられました。
それは「必要のない罪悪感を感じる必要はない」という言葉。
医師からその言葉が出ると何だか自分が許された気になりました。
そして、今自分に起きている心身の症状は病気のせいなのだから
自分をこれ以上責めて追い込むのは止めようとも思えました。
本当の自分の気持ちを分かるのは自分だけなのに
その自分が自分を責めるなんておかしいと感じることができました。
それからは自分を責めそうになると一旦落ち着こう、
この状態は病気が私をもっと苦しめようとしているのだから
それに乗ってはいけないと思うようになり少し気分が軽くなりました。
今では自分を責めなくなりうつは少しづつ良くなっています。
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