鬱病になった父には、田舎のゆったりとした暮らしが一番の薬だったようです


私の家族は両親と二人の姉、そして私の5人家族。
両親は共働きで、裕福ではありませんが兄弟3人とも大学へ行き、慎ましくも幸せな家庭でした。

そんな中、ある朝父が布団から出てこられず出社しないという事がありました。
風邪か何かかと聞くと布団の中に入り込んでしまい、口も聞いてくれないのです。
結局その日は1日布団の中でうずくまったまま。食事もほとんどしない父に家族みんなが心配するしかありませんでした。

後から聞くと、父が勤める会社は親戚一族が経営する会社で、最近父も役員に就任したばかりらしかったのですが、責任ばかり重くなるばかりでやりたい仕事からは離れてしまい、精神的に追い詰めたれてしまっていたとの事でした。

父はとても真面目で責任感が強く、実直な正確だったため与えられた役割を果たす事と自分の思いと板挟みになってしまっていたのです。

翌日から出社はしたものの、様子がおかしいままだったため家族と共に心療内科へ診察に行ったところ鬱病の診断が下されました。

その後、仕事を休むことができないため投薬による長期の治療が必要となってしまいましたが、定年後しばらくしてから元気を取り戻した父。

今では田舎に引越し、のんびりと野菜を作りながら過ごしています。田舎のゆったりとした暮らしが一番の薬だったようです。


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