「うつは脳の病気。精神が弱いという生まれつきの体質を受けれいる」


高校のとき入っていた部活はかなりの強豪校だったが、
その中でも私は劣等生。プライドの高かった私には辞めるという選択肢がなく、
とにかく練習をすればいつか上達するのではないかと思っていた。

しかしなかなか上手くいかず、先輩との男女間トラブルや
周りからの陰口などがストレスになり、眠りが浅くなったり、
集中的が続かないことが多くなった。

以前軽いうつ病を経験していた母が、神経内科に通うことを勧めた。

薬を飲むようになって気持ち的に安定する日が続いたため、
「うつではないんじゃないか」という勘違いから、
自己判断で薬を飲むのをやめてしまった。

すると数日後に急にまた調子が悪くなってしまい、
学校を早退してしまった。

薬を飲むのをやめてしまった私に、母はこう叱った。
うつは脳の病気精神論でどうにかなるものではないのだから、
気の持ちようでどうにかなると思ってはいけない。胃腸が弱い、心臓が弱い、というのと同じで、
神経が弱いという生まれつきの”体質”の問題なのだから、それを受け入れなさい」

この言葉で、それまで無理をしていた自分を納得させることができ、
その後の長期に渡る治療で無事に薬を必要としない生活に戻すことができた。


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