30 6月 2014
パニック障害と診断されました
うつ病と「パニック障害」を併発する事はよくあります。
うつ病は「気分障害」、パニック障害は「不安障害」でありますが、
いずれも症状が似ていたり、過剰な精神的なストレスにより発症します。
「パニック障害」であっても、一時的なものと決めつけ、
そのまま本格的な治療を行わず放置しておくと、
いつまたパニックを起こしてしまうかも分からない恐怖や
不安などが増長し、うつ病になってしまったり、
うつ病になり、周りのモノや人への干渉がストレスになり、
パニック障害を発症する事もあります。
いずれにせよ、うつ病と診断されたからといって、
全ての症状をうつ病のせいにしてしまうと、
うつ病に当てはまらない症状に遭遇した場合、
ただでさえネガティブな思考になっているので、
自分は恐ろしい病に犯されているのではないか?と考え
負の連鎖に陥ってしまいます。
うつ病とパニック障害を発症してしまった場合、
程度や経緯にもよりますが、まずはうつ病を治療していく事が
望ましいとされています。
そして、うつ病が改善していくに連れ、
パニック障害も改善していく事が多く、
根本的な病床(この場合はうつ病)を取り除けば
それに派生するパニック障害やその他適応障害や
社会不安障害、強迫性障害などの「不安障害」も
落ち着いていくと思いますので、一度に全てを治そうとはせず
まずはうつ病の治療に専念してみましょう。