【うつコラム vol.02】うつ病治療に革新!?「いやな記憶」を「楽しい記憶」へ


現在、色々と話題の理化学研究所(理研)で、
を使ったマウスによる実験で、マウスに「いやな記憶」を植え付け、
その後、マウスのメスと遊ばせ、「楽しい記憶」に記憶を書き換えさせる事に
成功したとのことです。

「いやな記憶」を「楽しい記憶」へ変える、そんな事ができたら
うつ病治療に革新が起きるかもしれませんね。

まるで東野圭吾の「パラレルワールド・ラブストーリー」のようなお話ですが、
まだまだ克服すべき点がたくさんありそうですね。

例えば、記憶の書き換えが上手くいくという保証がどれだけあるのか、
そして書き換えた後もフラッシュバックのように、元の記憶が呼び起こされる懸念
また記憶を消す=その人がそこに居たという歴史すら否定するような行為を
果たしてうつ病治療に適用できるのか、という点です。

おそらく、よほど大きなトラウマな記憶の除去程度にならないと、
将来的にも臨床で治療される事はなさそうですが、
うつ病になると、「楽しい記憶」を思い出す事が少なくなるのは事実ですので、
せめて、それらを「嫌な記憶」よりも優先的に思い出すような仕組みが
できればいいかもしれませんね。


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