うつ病と診断後、内科の検診で橋本病と診断された母


ちょうど3年ほど前の話です。

うちの50代後半ですが、
まるでうつ病ではないかという症状に苦しんでいました。

震災も重なり、環境的にも不安定だったことも重重なり、
外出したがらない声が張らない、低音で話す人ではなかったのに
声のトーンが暗い、何をするにも億劫不安そうな感じでした。

心配した家族に病院の受診を勧められ、
心療内科へ・・・診断はうつ病でした。

精神安定剤を処方され3か月間ほど様子を見ましたが、
改善する気配はありませんでした。

本人も震災うつか更年期障害ではないかと考えていたようで、
私たち家族も深く気にしないようにしていましたが、
ある日テレビを見ていたら甲状腺疾患で通院している方の様子が映っており、
母の症状を一部重なるような気がしました。

母にテレビで見た甲状腺疾患の方の話をすると、
翌週内科へ検査に。

血液検査をした結果、甲状腺機能が低下する橋本病ということが分かり、
今では通院しながら元気に過ごしております。

声のトーンも元に戻りつつありますし、家族で安心しています。

甲状腺の病であるバセドー病は喉の部分が腫れ上がり、
目のあたりにも異常が出るので素人から見ても
分かりやすいケースが多いですが、
橋本病の場合は外見からは分からないことが多く、
うつ病の症状とかなり似た部分が多いので誤診につながるようです。

心療内科にかかる前に内科、女性の場合は婦人科でも検査をしてから、
心療内科や精神科への受診をするべきではないかと思います。

正しい医療を受けられ、健康を取り戻す方が一人でも多く増えることが、
今のうつ病が増加している日本の医療には必要なことかもしれません。


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