06 9月 2014
安眠を目指して、交感神経と副交感神経のスイッチの入れ替えを促す
私がうつ病を発症したのは10代の時でしたが、
すぐに不眠の症状が出てきました。
夜、ベッドに入っても朝方までなかなか眠れず、
イライラしたり不安になることが多かったのですが、病院の医師や両親から、
「眠れなくても死ぬわけじゃないから、焦らず眠れる時に寝ればいいよ。」と言ってもらえて、
休養中は生活リズムをあまり気にせず、日中眠たくなったら寝るという生活をしばらく続けていました。
そして、ようやく抗うつ剤や睡眠導入剤が効いてくるようになってからは、
夜も2,3時間眠れるようになり、日中も少し外出したり散歩に出掛けられるようになりました。
もちろん、うつ病の症状はすぐに良くなるわけではなく、
良くなったり悪くなったりを繰り返しますので、
落ち込んで1日中寝込んでいることもありましたし、
夜全く眠れなくなることもしばしばありました。
そんな時は、ヒーリングミュージックを聴いたり、アロマオイルを炊いたり、
入浴後にオイルマッサージをしたり、就寝時間の1時間前には消灯して、
薄暗い中で過ごして交感神経と副交感神経のスイッチの入れ替えを促したりしていました。
自分がリラックスした時間と空間を過ごせるよう色々試行錯誤することで、
だんだん寝つきが良くなってきて、睡眠導入剤の種類や量も減っていきました。
夜寝て、朝起きるという生活リズムが出来てくると、日中仕事に出ることも可能になり、
通院して上手くうつ病と向き合っていくことで、体調を崩したときも
以前ほど落ち込むことも少なくなっていきました。
そして、徐々に薬を減らしていって、今では服薬も通院もしなくてもいい状態まで回復しました。
ここまで回復するのに10年かかりましたが、今は結婚もして穏やかで幸せな毎日を過ごしています。
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