うつ病で仕事を辞めてしまった体験談と社会の復帰

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私は一時期大手の企業で、システムエンジニアとして働いた経験があって、
原則的に夜遅くまでの仕事をせざるを得なくて、
あまりにも過酷な労働と上司の叱咤などでうつ病を発症して、
上司とも休業などを相談しましたが、仕事に支障があると上司から告げられて退職しました。

うつ病になったときは、一人暮らしでの生活は失業手当で行っていたが、
周りに相談する人がいなかったのです。

私一人で困り果てた時に、
ある日会社の先輩の女性の人が私の家に訪れました。

変わり果てた私に献身的に相談に乗ってくれて、
精神の病院に通院する事を進められました。

精神の病院でうつ病に関する薬をもらって、
会社の先輩の女性が定期的に私の家にわざわざ相談に訪れて、
立ち直らせた事が社会復帰のきっかけとなったのです。

もちろん、実際にうつ病から社会復帰するまでには
相当の苦労と時間を要しました。

もともとがコンピューターと向き合う事がメインの
仕事でしたので、家に引きこもることも多く、
人生にも悲観的になりがちでした。

また、うつ病患者の方には経験があるかと思いますが、
うつ病には調子の「波」があります。

これが、自分には一番辛かったかもしれません。

ある日はすごい調子が良くて、
色々新しい職場を探したり、実際に応募したりするのですが、
翌日とか、実際に面接の日になると起きれなかったりして、
その時は「なんで自分はこんなにダメなんだろう…」と
自分を責めていた事を覚えています。

でも、それもうつ病克服には避けて通れないと
知った時、吹っ切るようにしました。