ブラック企業に勤めて鬱になりました

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私は23歳の時に鬱病とパニック障害になりました。

理由は勤めていた会社の激務に体力的にも精神的にも耐えられず、どうしようもない状況に追い込まれてしまったからです。

当時、私は故郷を離れて一人暮らしをしていました。友達と遊ぶにも車で一時間以上移動しなくてはならず、今思えば心にゆとりを持てない環境にいたように思います。

初めての社会人生活、初めての一人暮らしという事で、最初は張り切っていましたが、仕事に慣れた頃から任される仕事量が激増し、繁忙期に入った事もあり、帰宅は深夜、出社は日の出と共にするほど。
自宅はシャワーを浴びるためにあるようなものでした。

そんな日々の中、体の調子が悪くなると共に心も疲れ果ててしまい、出勤する途中に泣き崩れ一歩も動けなくなってしまったのが鬱の始まりでした。

その後、会社は休職の後に退職。両親に呼び戻され実家でゆっくりと休むことで病気を克服する事ができました。病院でもらった薬もとても役に立ちましたが、何より周りの支えと休息が一番の薬でした。

今ではすっかり良くなり、結婚し、子どもを一人授かり元気に過ごしています。