鬱病の母の看病で共倒れした私、今はワーキングマザー!


現在29歳、二児の子供を抱えるワーキングマザーです。今は朝から活動的に過ごせますが、ほんの2年程前は鬱病にどっぷりつかっていて、遮光カーテンをした真っ暗な部屋に引きこもり、泣き暮らしていました。

私が鬱病を発症したのは25歳の頃、その4年前にまず私の母が鬱病になりました。どのようにして接したらいいのか、どういったことが辛いのか全く分からないにも関わらず、母の通うクリニックは個人情報なので…と家族には病状も治療方法も教えてくれることはなく、途方にくれました。
違うクリニックへの転院を勧めても、肝心の母は「めんどくさいから」と全く応じてくれず、明らかに昔と変わってしまった母に対しての接し方が分からないまま月日が流れました。

それまでは仲良し親娘だったのですが、次第に私は母と目を合わせることができなくなり、それは他の家族も同様で、母は一人孤立するようになっていました。
そんなある日の朝、母の様子がおかしいことに気がつきました。朦朧としているんです。問いただすと、200錠近くあった薬を全て飲み干してしまったと。

私はこの出来事がショックで、鬱病になってしまいました。母を孤立させたから、そこまで追い詰めたのは自分だと責め続けました。気が付くと目の前が真っ暗で、笑うことも起き上がることもできず、深い沼にひきづり込まれたような感覚に陥りました。

私の場合は母との共依存が根強くて、母が不安定になると自分の鬱も悪化するを繰り返していました。睡眠障害も併発し、何種類もの眠剤を試しましたが、眠いという感覚さえも思い出せず苦しみました。鬱病になってから2年は引きこもり、自分自身も生きることを諦めかけたことがありました。
けれど、今の旦那さんが私を救ってくれました。ひどい鬱の時に出会ったにも関わらず、常に前向きで時に厳しい言葉を与え続けてくれました。鬱病は薬だけでは治りません。適切な声かけと、自信の回復が必要だと思います。

少なくとも私には、何もできない自分でさえも愛して応援してくれる人がいるということが、寛解に向けて大きな力となっていました。
冒頭で述べましたが、今私には2人の子供がいます。仕事にも通えています。鬱病で生きる希望を見失いかけている方、諦めないでください。ゆっくりゆっくり、鬱病には必ず勝つことができるのですから。


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