17 1月 2014
双極性障害の行動は見過ごさず、はっきりと必要なことを伝えるべき
以前知り合った友人の中に
重度の双極性障害の方がいました。
その時のうつ病体験談です。
友人たちの話によると、双極性障害とは、
感情の起伏が激しく、時に自信過剰になりできもしない事を公言したり、
実際に行動に移す時もあったようで、時に予期しないような行動をした際、
どうしたものかと感じていると話してくれたことがあります。
彼女の場合、双極性障害の症状をよく理解していて、
必要な治療を受けていましたし薬も投与していたのですが、
やはり、特定の要素が重なったり、ある時期になると症状が強く出る事があるようでした。
それでもある時気付いた事がありました。
彼女が病気のゆえに周りの友人達が彼女の行動をなんでも大目に見て、
見過ごしているように感じたのです。
病気であってもいけないことはやはりいけないので
それを見過ごすのは本当の意味で彼女の為にならないし、
彼女のことを思っているなら優しくきちんと伝えるべきだと思ったのです。
簡単なことではありませんし、
何度も同じようなことを辛抱強く繰り返す必要がありましたが、
そのうち彼女もこちらの気持ちをわかってくれたようです。
これまでははっきりと必要なことを
自分に言ってくれる人がいなかったことも話してくれました。
不思議なことにこうした関心を示し続けるうちに
彼女の症状も落ち着いてきたのです。
やはり病気であっても基本的な愛と関心は
だれもが必要としていることをこの経験を通して実感するのでした。
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