うつ病になる人って優しい人だけなんだよ


私は現在29歳の男です。
大学を卒業して、一般企業の事務職として入社し、2年目に仕事と人間関係のストレスにより方向感覚や記憶力が著しく低下し、おかしいと思ったので医者に行ったところ、うつ病との診断をくだされました。

原因は自分が仕事が全く出来ず、上司や同じ課の職員から怒られてばかりいて、転勤先でもすぐに友達も出来ず、仲間のいないさみしさからだと思います。
当時は毎日が苦しく、何をやっても楽しくなく、一回自殺を考えたほど辛かったのを覚えています。また、会社に行くと吐き気を催すくらい嫌な気分だったので、診断書を見せ一ヶ月の有休をとり、故郷に帰省しました。

故郷に帰って少しは気分が良くなったものの、まだまだ症状は改善してませんでした。今思うと、当時弱音や泣き言ばかり言っていた自分を励まし続けてくれた友達や彼女に本当感謝しています。

最も心が軽くなった励ましの言葉は「うつ病になる人って優しい人だけなんだよ。人を傷付けたりする攻撃的な人は周りに迷惑かけてストレス発散してるから、うつ病にならない。」という言葉でした。

その言葉を励みに、あとは自分で今まで全く読まなかった活字の本をたくさん読んで改善しました。看護婦だった彼女に、「うつ病の薬の副作用は、慢性的なうつ状態だ」という話を聞いて、それを信じていたので薬は一切飲まずに今は完治してます。

私の体験談が、本気で悩んでる方の役に立つかは分かりません。
しかし、悩んでる方々は生きているだけで素晴らしい人なんです。人を傷付けない素晴らしい人間です。


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