【うつ日記 vol.01】映画「ツレがうつになりまして」を見て
うつ日記記念すべき初めての投稿です。
時系列がバラバラになってしまいますが、
何年か前に「ツレがうつになりまして」というDVDを見た時の感想を
書いていきたいと思います。
当時、まだ「双極性障害」とも診断されておらず、
好不調の波を繰り返し、いつになったら回復の兆しが見えるのか
分からなかった頃、たまたまよく行くレンタルショップにあった
「ツレがうつになりまして。」を借りて、妻と見ました。
結論から言いますと、2人とも予想に反して?
涙を流してしまいました。
映画の中では、堺雅人さん演じるコールセンター勤務の「ツレ」がうつ病になり、
その闘病生活を宮崎葵さん演じる、漫画家の妻「ハル」が、支えていくというストーリーです。
うつ病患者は女性の方が多いと言われていますが、
この夫がうつ病になったというストーリーが受け入れられている時代こそ、
やはりうつ病が現代病として知られて来た証でしょうか。
話しは戻りますが、私自身デザイン関係の仕事を自宅でしているので、
いわば「ハル」の心情や気持ち、状況に近いものがあり、
妻は同じうつ病になった「ツレ」の心情や気持ちに通じるものがあったようです。
妻曰く、「ツレ」が病院でうつ病と診断され、薬をもらうまでの描写が、
他の患者も含めリアルだったようで、あまりネタバレになってしまいそうなので、
詳しくは書きませんが、「ツレ」に色々話しかけてくる先輩うつ病患者の人を見て、
「そうそう、こんな感じの人いる」と言っていました。
話は進み、「ツレ」が自殺未遂をするシーンがあるのですが、
「ハル」は「ツレ」が働かなくてもいいように、仕事量を増やし、締め切りに追われ、
つい「ツレ」にそっけない態度や返事をしてしまったり、イライラを「ツレ」にぶつけてしまうところなど、
私自身を投影しているようで、見ていてなかなか辛いところがありました。。。
見終わった後、妻も私も一旦それまでの気持ちをリセットし、
新たにうつ病治療をしていこう、と心新たに決意しました。
また、書籍やDVDも中古ですが購入し、
うつ病を理解するきっかけになってもらえればと思い、
(これが全てではないですが)お互いの両親に見てもらいました。
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