【うつ日記vol.12】うつ病は小言で治せ
ご無沙汰してしまいましたが、
久しぶりに書くネタが出来て来たので、
また少しずつ投稿していきたいと思います。
タイトルの「うつ病は小言で治せ」ですが、
これもうつ病(双極性障害)の妻を見ていて思った事です。
出会った頃で、まだ普通のうつ病と診断されていた時に比べ、
正式に双極性障害と診断、治療をし始めてから
少なくとも夫である私の目には波はあるにせよ、
良くなって来てると言えます。
そこで、妻の変化に気付いたのが言動です。
もともと、男兄弟で育った私は、
そんなに言葉遣いが上品ではなく、妻も上品とは言わないですが、
あまり何かに対して「ボケ」とか「死ね」とか
そういった類いの言葉は使っていませんでした。
うつ病になった原因の1つである
妻の親がそのように躾けたのもあるのですが、
私のような人間は、何かムカつくことがあった時には、
「ムカついた対象」に対して、何らかの小言を言ったりする方で、
もちろん、面と向かって言うと角が立つので、
心の中で言ったりしています。
子供の頃、親や先生に怒られていた時も、
「反省しているふり」をどうすれば出せるかを
考えていたような人間で、それを妻に話した時には、
単純に驚かれました。
で、話は戻りますが、
「小言」を言う時って、何かしらストレスを感じた時だと思いますが、
それを口(または心の中)から外に出す事で、発散しているんですよね。
うつ病の妻を身近で見ていて、よくうつ病の人がどう考えているかなどの
心理テストの結果を見ても、妻はあまり「小言」を言うような人間ではなかったのです。
しかし、良いのか悪いのか、
私と出会い結婚して一緒に生活するようになってから、
長いうつ病との闘病生活の中で、はじめはオブラートに包みながら
諭していた私の言葉使いも、徐々に男兄弟に話すような口ぶりになり、
それが妻に染ったのか、良くなって来たと思い始めた頃から
何かストレスを感じた時には、「小言」を言うようになったのです。
始めは「小言」を言う事に対しても、抵抗を感じていたようですが、
その小さな変化というか、ギャップが私的に面白く、
そして妻の親からの脱皮という意味もあり、
どんどん勧めていくと、今度はあまり口答えしなかった
妻の親に対しても面と向かって反論できるようになったのです。
妻自身もようやく自分で考えはじめ、
自分の意志で妻の親や私に対しても、
嫌な事は嫌と言えるようになり、ストレスを溜めない性格に
なってきたのかなと思います。
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