05 4月 2015
私がおこした行動は、夫の前では、常に明るく振る舞い、 息子に夫の病による言動の不自然さを理解させる事でした。
今から8年ほど前に夫が鬱病になりました。
医師の診断や医師との会話訓練によってうつ病の原因は、
その殆どが、仕事上の夫の責任の重さだったようです。
丁度その頃は、息子が高校生で、大学受験を目前にしており、
私の実母も認知症でしたので、我が家は、本当に、私がしっかりしていなければ、
今にも壊れるのではないかと思う日々が続きました。
そんな中で、私がおこした行動は、夫の前では、常に明るく振る舞い、
息子に夫の病による言動の不自然さを理解させる事でした。
その中で、ある日、夫が、息子が、学校で禁止されていて、未成年にも関わらず、
煙草を持ち歩き、友人と隠れて、喫煙していると、突然、怒りだしたのですが、
事実とは異なり、息子は夫の病を知りつつも、怒り狂ってしまった事がありました。
あとから夫がいうには、夢の中だったが、
息子が友人から煙草をもらっている光景が映ったので、
その時に夫が息子に問いただしても、本当の事を言わないので、
1から10迄の数を数えて、10迄に告白しなければ、
学校を退学させるという所で、夢は終わったようです。
しかしながら、後になって、夢だと分かっても、
大学受験数日前の息子の怒りはしばらくは収まらず、夫と息子の間には、
会話が無くなってしまった時期があり、私は疲れ果てました。
それから、数か月後に、病院からの投薬や、
医師の会話の御陰で、夫の鬱は完治しました。
勿論、息子との関係も修復されました。
鬱病の夫も苦しんだと思いますが、それを見守り、
演技でも、明るく、楽しくという会話をし続ける
家族の俳優業も本当に大変ですが、家族とのコミュニケーションが、
一番の早期回復だったと確信しています。
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