海外留学で日本にいた時のストレスを感じていた環境を全て断ち切ることができた

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５年程前、とある資格試験を目指して、
学校に通っていた時に鬱病との診断を受けました。

当時は、学校と家との行き来ばかりの毎日の中で、本当に合格できるのか、
その後の就職、結婚等不安なことばっかり考えてしまい、
泣くつもりもないのに泣いてしまう、そして涙が止まらなくなってしまっていました。

また、夜も不安で眠れないことが多々あり、
食欲もなくもともと痩せ型だったのが、さらに体重を落としてしまったので
病院に行ったところ鬱病と診断されました。

原因は、将来の不安に対するストレスなのか、
上手く行ってない恋愛によるストレスなのか、自分でもよくわからず、
鬱病と診断されたこと自体も不安要素になってしまっていました。

病院から出された薬で、寝ることはできましたが、
その他の鬱症状は全く改善されないまま、２、３年が経過していました。

無事資格試験は、合格したのですが、将来に対する不安等は消えず、
気分の浮き沈みも激しいままでした。

頑張って合格した試験なのに仕事をしても全く楽しめず、
何のために苦労したのか、こんな歳になってしまって、
結婚は大丈夫なのか等、不安に押しつぶされそうで、
仕事以外は引きこもりの状態でした。

そんな中、ふと見たインターネットの記事で海外に住むことに興味を持ち、
しばらく海外留学をすることにしました。

仕事も思い切って止め、色々な国に滞在して、３年になります。

今も、将来に対する不安とかは時々感じますが、
昔のように不安で何もできない、涙が止まらない、
感情の浮き沈みが激しいということはなくなりました。

鬱の原因は未だにわかりませんが、海外にでて、
日本にいた時のストレスを感じていた環境を
全て断ち切ることができたのかなと思います。

今ある安定した生活を捨てるのは勇気がいることですが、
決断してよかったと思います。