この人は本当に「うつ病」だろうかと、疑うような人もいる


「うつ病」と診断された方やその周囲の方々には申し訳ないのですが、わたしが心の病気にかかっている、と自分から申告された方々と話したり社会人生活を共に送った経験から振り返ると、大半の人々はほんとうにその病気にかかっているのか、とても疑問に感じています。
もちろんほんとうに心を病んでしまったと思える方々もいました。彼らはその病気の自覚がほとんどないまま、あれ、なぜだろう、自分はどうしてしまったのだろう、と悩んでいました。医師に心の病気、と診断されても、納得していない状態に近かったのです。仕事に関してもまじめな方々でした。常識的に納得できないことは徹底的に改善しようと努力していました。そういう方々と接していた経験があるから、医師からそう言われただけで、その病気に甘んじているのではないか、と感じてしまう人も少なからずいるのです。
最近では、所属しているボランティア団体で「長」の位置にいる方が、自分はうつ病だと告白されました。それまでは、その団体が活動を進めていく上で、疑問に感じたこと、改善したいことをその人にお願いしても回答もなかったり、検討したり試すこともなく「できない」と否定したりするので、単に面倒なことが嫌いな人と判断していました。しかしそんな性格では、ボランティア色が濃いその団体の「長」になぜなれたのか、チグハグで理解できませんでした。
ある日我慢できずに不満をぶつけると、自分は過去にこういうことがあってこういう心の病気にかかった、と長いメールが送られてきました。今までのこと、またはこれから起こるいろんなことを許してくれ、目をつぶってくれ、というお願いの裏返しに見えてしまいました。
その後は電話をかけてきてセクハラのようなことを言ったり、煩悩の塊だと言ったり、それも酔ってなにを言っているのかわからない状態でした。煙草にも依存しています。心の病気のきっかけとなったのは、ある怪我が原因で、それも完治していないようです。それならそれで、もっと前向きに病気を治す努力をしてほしいです。現状では、都合が悪くなると病気を言い訳にしたり盾にするように見えて仕方ないのです。なにか依頼や質問事項があっても、「病気」と言われては何も言えません。何か言い過ぎて自殺未遂でもされたらもっと面倒なことになります。
医師の方々にしても、ほんとうはうつ病ではない、または軽い症状の方々の相手をしていれば、生活も苦労もなく安定しているでしょう。しかし本来、医師という職業をなぜ選んだのか、当初の目的目標を見失っていないかを思い直し、もっと重い病気の方々と真剣に向き合って治療に専念していただきたいです。


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