うつ病に関する家族の苦悩
うつ病の人をもった家族の方は、
常にその人の事を心配しながら働いていると思います。
私もうつ状態になった経験があり、
料理を作ろうとしたら何からしたらいいのか解らなくなり
頭が混乱し倒れそうになりました。
そんな時、母はあせらなくていいと言いました。
介護施設で働いている母は夜勤もありました。
それなのに毎日、主人や息子や娘の食事を美味しく作ってくれました。
凄く助かりました。
うつ病の人を持った家庭は、うつ病治療・克服には家族の協力がないとやっていけません。
70歳の母は夜勤もしながら家の事もやってくれて大変疲れたと思いますし、
苦労や苦悩を抱えていたと思います。
愚痴も言わず、熱がでても仕事に行き離婚した私達の生活を守ってくれました。
父は私が3階から飛び降り自殺しないように3階の窓に鍵をつけてくれようとしました。
息子や娘を大変可愛がってくれました。
うつ状態の私は息子や娘の面倒が見れませんでした。
本当に家族の理解があって助かりました。
もし見捨てられたらきっと死んでいたかもしれません。
母はいつも心配してくれて休憩の時間に電話をくれました。
母や父は大変神経を使った事と思います。
母は心療内科にもまだ産まれたばかりの娘を抱いてついてきてくれました。
父も河合塾の先生の所に一緒に話を聞きにいってくれました。
息子が5歳の時にまだ下の娘が寝ていたのでその間に母と心療内科に行ったら、
4ヶ月の娘が昼寝から目が覚めてしまい、ミルクを欲しがって泣いていたようで
息子は粉ミルクを水で溶かして娘を抱っこしてミルクをあげてくれていたようです。
それを聞いた私はなんていい息子を持ったと思いました。
今だにこの話は忘れません。
幼い息子も私の事を心配していた事と思います。
本当に家族には感謝しています。
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