うつ病は心と体の疲れ


私はうつ病に悩まされたことがあります。
はじめに自分がうつ病なのでは、と思ったとき、周りに相談することができませんでした。

そして、やっとその症状を友達、家族に相談しても、全く理解されないのです。
この理解されないということが、私のうつの症状をさらに悪化させることとなってしまいました。

周りの人たちは、「気の持ちようだよ」とか「そんなことってあるの?」
などとまったく理解を示してくれません。

そうなってくると、自分でも、自分が甘えているだけなのかもしれないから頑張らなきゃ
などとつらい状況の中でさらに自分の心に体にムチをうってがんばります。
すると、はじめのうちは頑張れてしまうのです。

それはまだ自分が軽度のうつ状態だったからだと思います。
しかしこの頑張れてしまうというところが、後々症状を悪化させる原因だと思います。

そして頑張りに頑張りを重ねた結果、ひどいうつ状態になってしまいました。
私がうつ病を克服できたのは、考え方の改善、といのが大きかったと思います。
私は努力すればなんでもできるようになる、といった根性論的なことをそれまで信じて疑いませんでした。

だから、自分が何かできないのは努力が足りないからだ、と自分の苦手なことまでも無理をして頑張っていました。
うつ状態になって、なにが原因か悩んだとき、自分の場合はそのなんでも頑張ればできる、といった考え方が自分の心の負担になっていたことに何となく気づきました。

そして、自分自身の能力と器を自分なりに分析し、自分の頑張れること、できることに努力のベクトルを向けることで、苦手なことをがんばるよりも結果を出すことができて、なおかつ心にかかる負担も少ないといったところが、私の自信となり、心の安定にもつながりました。

体力の面でも、サプリメントを飲んでみたり、筋トレしたりして、疲れにくい体にすることで、体の疲れからくる心の負担も軽減することができました。

なにが原因でうつ病になるかは、人それぞれだと思うので、他の方に自分の言ったことがあてはまらないこともあると思いますが、こんな方法で克服したという一つの例として見ていただければ幸いです。


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