抗うつ薬の効果と副作用


いわゆる「うつ病」というよりも、仮面うつ病の治療を行ないました。うつ病につきものの、不眠や自尊心の欠如、自分はダメだという気持ちなどはあまりなく、体がだるくてだるくて仕方がない、夕方は寝ないとやってられない、など身体症状がおもだったため、メンタル系の病気とは思いませんでしたが、仮面うつ病でした。

時間はかかりましたが、最終的にメンタルクリニックに行き,パキシルという抗うつ剤を処方されました。ドクターに言われていた吐き気はなかったものの、ソワソワした感じや、昼間の異常な眠気、肌のかゆみなど、慣れるまで副作用が大変でしたが、3か月もすると収まってきました。

いろいろ自分でも調べましたが、副作用のない薬は本来の病気にも効かないのだそうです。優秀なドクターは副作用の出方と改善具合をみながら処方量を変えていくとのことで、副作用は良い意味でのバロメーターにもなっているようです。メンタル系以外の薬は、はっきりした副作用が出ると騒ぎ立てますが,多少なりとも副作用が出ていない薬は、うつ病に関しては、病気本体にも効いていないと思ったほうがよいようです。

わたしは薬を徐々に退薬していき、3年ほどで治りましたが、完治には時間はかかると考えたほうがよいと思います。でもその間、仕事は続けていました。なので完全に引きこもってしまう重症ではなかったのですが、寝起きも良くなり、朝から活力に満ちてさわやかな日を迎えられるほど嬉しいことはありません。


Warning: Use of undefined constant rand - assumed 'rand' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/wysiwyg-d/www/utsu/wp/wp-content/themes/ribbon/single.php on line 107

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)