18 6月 2015
うつ病になり、初めて熟睡できた時に見た夢は「中学校時代の自分がいて、当時の仲間に囲まれている」という夢でした
仕事の過重なストレスより精神的にまいってしまい、
どれだけ体が疲れていても酒の力を借りても中々眠れなかった日が続きました。
この状況が続くと仕事に支障が出るだけでなく、
下手すると社会復帰が出来なくなるくらいのところまで落ちてしまうのではと思い、
心療内科で受診しました。
結果はやはりうつ病と診断されたのですが、
「ああ、病気のせいでこんな状況になっているんだ。」と客観的に捉える事ができ、
心のどこかで安心しました。
そして、睡眠不足が続くと治るものも治らなくなるという事で、
医者から睡眠安定剤を処方してもらいました。
それから夜寝る前に睡眠安定剤を飲んでから布団に入るという生活が続きました。
うつ病になり、寝つきが悪い事に悩まされ始めた時期から初めて熟睡できた日に見た夢、
それはとても不思議なものでしたが、
どこか懐かしくて心から安心できるものでした。
それは、「中学校時代の自分がいて、当時の仲間に囲まれているという状況。
難しい事を考える必要はなく、ただただ自分の気持ちに正直に生きていられた時期。
仲間と笑って充実した日々を過ごせていた時期。」そんなシンプルな夢でした。
当時と今とでは取り巻く環境も違う事は分かっているものの、
大切なのはいつどんな状況になってもシンプルに物事を考え、
ただただ目の前にあるものに素直に向き合っていく事なのではないか、
と夢が覚めた時に1番始めに思えました。
その後しばらくして順調に体調もよくなっていったのですが、
それは薬の効果もあったのだと思いますが、
何よりこの時見た夢が自分を後押ししてくれたのではないかと思っています。
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