「周りのスピードから降りることも大事だ」


うつになりますと、どうしても仕事の処理スピードが遅くなります。

私は半年ほど病気欠勤をしたのち、職場復帰しましたが、
職場復帰してからしばらくは、周りのスピードについていけないことがありました。

体調も不安定で、突然休むことがあり、同僚に迷惑をかけていないかと心配になり、
余計苦しくなって回復が遅れるということもありました。

たまたま、通院していた病院にリワークの施設があり、
そこでは認知行動療法が行われていました。

CBTと呼んでいましたが、一週間に一回です。

先週あった出来事、それにどう感じたか、他に考えられることはなかったか、
どうしたらよかったか、などを同じ病気の人たち同士で語り合う機会でした。

その場で、私はなかなか職場復帰しても、以前と同じような仕事ができない、
スピードが周りについていけていない、どうも困ったという話をしました。

すると、うつ病を患っているベテランの方から、
「周りのスピードから降りることも大事だ」と言われました。

それまで、周りのスピードに合わせることが一番大事だと思っていた自分にとって、
かなり衝撃的な言葉でした。

しかし、それを聞いて、自分のタイミングで
仕事のスピードを調整すればいい
んだと気持ちが楽になりました。

特に「降りる」という言い方が心に残っています。

調子のいいときは、スピードに乗る、しかし辛いときは、そこから降りる。
いつ降りてもいい。

降りるかどうかを決めるのは自分自身だということに気がつき、
考え方ががらりと変わりました。


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Comments

  1. By diet55

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