【うつ日記vol.15】うつ病だと認められる嬉しさ


うつ病だと自分で認めるのは簡単ですが、
何も知らない人に認めてもらうのは簡単ではありません。

この間、妻が下の子の定期検診時に
担当の人に「うつ病」を患っていれば
保育園へ申し込みできると言われ、早速申し込みをしました。

それまでは、具合が悪い妻の代わりに
私が仕事をしながら家事、上の子を含めた育児、
その他もろもろなどをしていた関係上、
あまり下の子を外で遊ばせる時間が取れないでいました。

「保育園=夫婦共働き」のイメージが合ったのと、
上の子の保育園申請時に難色を示されたので諦めていたのですが、
こうした「なんでもっと早く言ってくれないのか」って事よくあります。

例えば区役所うつ病の入院高額医療制度などを申請した際も、
障害年金に関するアドバイスや保育園に関するアドバイスも皆無で、
聞かれた事しか答えない、まさにお役所仕事でした。

部署が違うので、案内しなかったのかもしれませんが、
もう少し連携を図ってもらいたいものです。

話は保育園の申請に戻りますが、
申請自体は私が行ったのですが、申請時には障害年金に申請した際の
診断書のコピーなどを添えて申請しました。

それからと言うもの、妻がそわそわしたり、
落ち着かない様子が続いていて、訳を聞いたところ、
下の子が保育園に入れるかどうかで、相当精神的にストレスになっていたようで、
申請から2〜3週間立っても審査結果が届かず、妻に確認して欲しいと懇願され、
担当部署に電話連絡したところ、丁度その次の日に会議があり、
順次審査結果の通知を発送するとの事。

そして電話の2〜3日後、妻の携帯に保育園から電話がかかって来たのです。
内容はほぼ内定のようなもので、電話が終わって妻もようやくストレスから
解放されたのか、ホッとした様子でした。

しかし、嬉しかったのは保育園が決まった事もそうですが、
うつ病を区役所に認めてもらえた」事が嬉しかったようです。

家族や身内、友達などと違い、区役所などに申請して認められるという事は、
うつ病患者にとっては、とても大事な事なんだと理解しました。


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