うつ病の姉は散歩することで、頑固だった昼夜逆転生活もあっという間に治りました


私は父母、自分、姉の四人暮らしです。
姉は20代でうつ病を患って5年になります。

心療内科に通いつつ会社に勤めていましたが、
病状は徐々に悪化し、会社を辞め部屋で寝込む日々が始まりました。

会社を辞めた当初は、風呂も入れず歯も磨けず、
姉はひたすら寝てばかりいました。

動きたいのに動けない様子は、妹の私から見ても辛いものがありました。
二年弱ほどはそんな日々が続いたと思います。

ようやく起きて食事を摂ったり家の中を移動できるようになった姉ですが、
昼夜逆転の生活になっていました。

明け方まで起きていてやっと寝付き、
夕方遅く目を覚ましては自己嫌悪に陥ってるようでした。

そこで主治医から勧められたのが軽い運動です。
姉は平日昼下がりの気温がいい時間帯夏は夕方)を選んで散歩に出るようになりました。

外来通院ではこれが限界、と主治医に言われ出されていた
強い睡眠薬でも夜寝付けなかった姉が、三日もしないうちに早い時間に眠るようになりました。

体を動かしたことによる適度な疲れと、
日光を浴びることによって脳内物質(メラトニン)が正常に分泌され、
狂っていた体内時計が正常に戻ったと思われます。

あれだけ頑固だった昼夜逆転もあっという間に治りました
運動をすることで気分転換なり、鬱屈した気持ちが晴れるのか、
性格も明るくなって以前のようにふさぎ込むことが少なくなりました。

姉が会話することも増え、家の中の雰囲気も変わりました。
運動でやる気に関る脳内物質(ドーパミン)も出るようになったせいか、
簡単な家事なども手伝うようになりました。

寝込んでいた日々から見れば別人のようです。

運動するぐっすり夜眠れる寝起きが良くなる
一日を過ごすやる気がでる、といい方に姉は循環していっています。

最近では会社を辞めてから薬のせいか増える一方だった体重も徐々に落ちて、
先日ついに一緒に服を買いに出かけれました。

就職や社会復帰はまだですが、姉の明るい顔が家族の喜びです。

薬でカバーできることは薬でやり、
カバーできない分を何かで試してみることがポイントだと思います。

運動はやりすぎたら筋肉痛になるくらいで、副作用はありません。
散歩などでしたら元手もかかりません。合わなかったらやめれば良いだけの話です。

一番症状が重い時期を脱したら、何か体を動かすことをおすすめします。
姉はその日の天気や体調に合わせて、散歩ができなくても軽いストレッチなどをしています。


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