14 6月 2014
境界性人格障害における悪循環
境界性人格障害の原因は「無意識内にある強い自己否定」や「幼少期の虐待」など、様々な事を言われます。
人間関係に関わる障害の為、学校や職場といった現実的な場所の他、チャットやSNSを含むインターネット上でも頻繁にトラブルが起きます。
全く根拠・理由がないわけではないのですが、その場その場での発言が多い事や、自分が注目されたいが為に嘘をついたりする事が多いです。
私(20代・女)も境界性人格障害と診断を受けており、この「嘘をつく」という点で、非常に悩んでいます。
発言をする際には「ちょっと大げさだけれども」という気持ちなのですが、周囲が注目してくれなかったり、別の話題で盛り上がっていたりすると「私は無視されているのだろうか」という強い不安感に襲われます。その強い不安感が、もっと他人が驚くような、私に注目してくれるような話題として嘘を重ねていきます。だいたいそれらは自虐的だったり、自傷行為をほのめかすようなネガティブな内容だったりします。
それに対してある程度注目されたり反応をもらったりすると、ふっと満足するのですが、その後に激しい自己嫌悪が襲ってきます。
「どうしてあのような嘘を言ってしまったのか」「AさんとBさんは反応してくれなかった。嫌われているのではないだろうか」などの自己嫌悪は、そのまま自己破壊衝動に繋がったり、或いはAさんやBさんに対して暴言などの直接的な攻撃を行ったりします。
不安感から自己嫌悪、その後の自己破壊衝動や他者への攻撃までは、一連して頭の中で行われます。
そして、自己破壊や他者への攻撃として発散した後には再び「なんていう事をしてしまったんだ」と悩み、強い自己嫌悪と不安感に襲われる悪循環を持っています。
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